私が『治療院 悠』を開院しようと思ったのは、様々な症状を抱えている患者さまにとって『オアシス』のような場所を作りたい、という想いからです。

私は長年、鍼灸専門学校の教員として、実技授業や臨床教育に関わってまいりました。

腰痛、肩こり、五十肩などの運動器疾患をはじめ、頭痛やめまい、婦人科疾患など様々な疾患の治療に携わってきました。

また、専門学校附属治療院という特殊な場所であったことから、がんの方やパーキンソン病、膠原病といった難病の方など、一般的に難しい症状をお持ちの患者さまの治療も多く受け持たせていただきました。西洋医学的な診断や治療法、処方される薬の知識など、たくさんの勉強をするきっかけを与えていただきました。

適切な処置や服薬とともに鍼灸治療を併用され、症状が改善したり安定される方が多くいらっしゃる一方、自覚症状はあるものの病気の診断がつかず、苦しい思いをされている方も数多くみてきました。「いろいろ検査してもらったけど、『特に原因は見つからない』と言われました。でも、つらくて夜も眠れないです」と。

患者さま自身にしかわからない身体のつらさや、その原因がわからないことによる不安を抱え、「鍼灸だったら何とかなるかもしれない」という思いで多くの方が来院されてきます。

問診でお話をうかがううちに、症状とは関係のないところから原因が見つかったり、患者さん自身では気づかなかったストレスや感情の変化が根本の原因となっていることもありました。

たくさんの患者さまの不安を聴き、心に寄り添い、お身体の手当てを重ねるうちに、次第に「ここがあるから安心」と言って頂けるようになりました。心から安心して相談できる、治療が受けられる、『オアシス』のような治療院を作ろう、と思いました。

鍼灸治療の技術を向上させることはもちろん、常に最新の医学的な知識を学ぶこと、そして「いま、目の前にいらっしゃる患者さまに、鍼灸師として私が最大限できることはなにか」を考えながら、これからもずっと患者さまと向き合ってまいります。

ひとりでも多くの患者さまが、笑顔で毎日を過ごせるように。

治療院悠を、『オアシス』としてどうぞご利用ください。

当院では治療前のカウンセリング（問診）の際に、西洋医学的な病態と東洋医学的な病態の両方からお話をうかがいます。

治療は「ツボ」「経絡」を用いる東洋医学的な鍼灸治療を行います。

私たちのモットーは、患者さまと一緒に、患者さまの健康を作っていく（サポートする）ことです。

「なるべく自然に近い療法で治したい」とか「お薬を使いたくない」などの希望を尊重致しますが、病院での検査・診断を受けたほうが良いと判断した場合は、病院への受診をしていただきます。

プロフィール

・国家資格取得（はり師 きゅう師）

・鍼灸専門学校教員資格取得

・社団法人　老人病研究会　認知症認定鍼灸師（Gold　QPD）資格

プロフィール

・国家資格取得（はり師 きゅう師）

・鍼灸専門学校教員資格取得

・公益社団法人　日本アロマ環境協会（AEAJ）　アロマテラピーアドバイザー資格

・特定営利活動法人　日本メディカルハーブ協会（JAMHA）　ハーバルセラピスト資格