治療院 悠のがんサポート治療

日本人の2人に1人ががんにかかる時代と言われています。治療法も進歩し、最近は働きながら治療を続けている患者さまも増えています。

がんの治療は「手術(外科手術)」「薬物療法(抗がん剤)」「放射線治療」の三大治療がメインの治療となります。

当院では三大療法の補完代替医療として、その効果を最大限に高め、副作用に伴う様々な症状を軽減し、気分の落ち込みや不安などに対する精神的なケアを含めた鍼灸治療を行います。

また、鍼灸治療は自律神経やホルモンバランスを整えることでストレスを軽減させ、免疫力を高めるといった作用があります。がんの治療を終えたあと、定期的に鍼灸治療を受けることでこれらの作用を維持し、がんの再発や転移の予防につながります。

 

鍼灸治療は「西洋医学ではやれることが無くなった」から、最後の砦としてあるものではありません。

がんと診断されたその時から、患者さまとそのご家族の心と身体のケアをしていきます。

 

がんと診断されても、「自分らしく生きる」ためのサポートを致します。

補完代替医療とは


補完代替医療は、英語でComplementary and Alternative Medicine(コンプリメンタリー・アンド・オルタナティブ・メディシン)といい、頭文字を取ってCAM(カム)と呼ばれています。


補完医療:私たちが受けている現代西洋医学(通常医療)を補う「補完する」医療
代替医療:現代西洋医学(通常医療)にとって代わる、言葉通り「代替する」医療


この二つの医療は、別々に異なるものもありますが、多くは分けることが困難な場合が多く、両者をまとめて補完代替医療といいます。

がんの補完代替医療としての鍼灸治療(がんサポート治療)


がんと診断されても毎日いきいきと生活し、闘病しながら仕事を続けている方もたくさんいらっしゃいます。そんな方でも最初からがんを受け入れて、上手に付き合ってきたわけではありません。

 

現在、鍼灸の臨床試験は世界各国で多数行われるようになり、がんの補完代替医療として以下のような効果がある、という多くの報告がされています。

 

* がんによる痛みを軽減する

* 化学物質(抗がん剤など)の副作用である嘔気や嘔吐などを軽減する

* 乳がん治療の副作用であるのぼせやほてり(ホットフラッシュ)を軽減する

* 手術後の腸閉塞を予防する

* 日常生活の質(QOL)を改善する

* がんによる心理的・精神的な苦痛を緩和する

 

多くの患者さまは、がんと診断されると自分を責めてしまったり、逆に周囲の人を攻撃してしまったり、様々な感情にゆさぶられ多くのストレスを感じます。治療が始まる前、治療中、治療が終わった後など、時期を問わず不安で、気持ちが不安定になったり、落ち込むことがあります。眠れなくなったり食欲がなくなったりすることもあります。

 

心と身体は一体です。つらい状態が長く続くと、心にも身体にも大きな負担になります。心のケアは、日常生活の改善や痛みの軽減にもつながります。

心のつらさをケアをすることは、がんの治療と同じくらい大切なことです。